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    Categories: 歴史

京成千葉線、開業100周年。

1921年7月17日、京成電鉄が船橋ー千葉間、京成千葉線を開通しました。

それから100年となる2021年7月17日に、記念乗車券を発売し、ヘッドマーク付き車両を走らせるというので、船橋市民のワタクシとしては見に行ってみたいと思い、21日に行ってきました。

まずは京成船橋駅から。
改札の入り口にパンフレットと記念スタンプが設置されています。

改札横の駅員さんに言って、記念乗車券を購入。

改札を入ると広~いコンコース。

あれ? ワタクシ、橋上駅化以降はじめてでしたっけ??
過去こんな広いのを見た気がしません。

いやぁ、立体化されてほどなく、来たことあったと思うんだけどなぁ~。

でも、そもそも船橋駅周辺じたいそんなに来ません。
同じ船橋市民でも、新京成沿線住民はあんまり来ないですよね。船橋って。
立体化してもなお、道、混んでるし。

市役所とか、ハローワークとか、なにか必要なことがないと、なかなか、ね。

役所的なことは習志野台や高根台に出張所があるので、そこで済むことが多いし。

おしゃれ買いとかでも。
昭和の頃は西武、東武、シャポーには来てましたし、平成中期くらいまではヨーカドーにはよく車で来ていましたが、最近はららぽのほうに行っちゃうかなぁ。
特にIKEAができてからは完全にそっちですね。

あと、八千代緑が丘や坪井の開発が進み、店が増えたこともあるし、千葉ニュータウンもある。
千葉ニュー、遠いと思いきや、時間的には船橋に出るのと変わらない。

ほんと、船橋駅周辺には来なくなりました。

ホームに上がると、ドーム型の近代的な屋根。
ん~、こんなにきれいだったっけ?

どうもはじめて来た感が拭えません。

とりあえず千葉線に行けばヘッドマーク付き車両に出会えるだろうと思い、京成津田沼駅に移動することにします。

京成津田沼。
なんか、こっちもひさびさ。

京成、まぁ乗らないし、そもそもお膝元の新京成だってあんまり乗らないもんなぁ。
でも、京成津田沼はなーんにも変わってない。
見慣れた景色で、安心です。

さらに、幕張本郷に移動。
新京成のピンクの車両が乗り入れてます。

ここでヘッドマーク車両を待つことにしましょうか。

待っている間、ホームを散策。
100周年記念の駅貼りポスターが貼ってあります。

あ!、100周年記念クリアファイルがあるんだった!!
改札を出て、すぐ目の前のファミマに直行。

ラスト1枚だけ残ってました。
買います!買わせてください!!

裏面は京成千葉線開業当時の鳥瞰図になっています。
ねー、成田線はまだ工事中なんだもんね~。

うひゃ~、白鬚ルートも計画されてたんだ。
 (→その後、1928.4.7 白鬚線(向島~白鬚間)開通してました)
そっか、浅草に出ようとしてたんだよね。
・・・出てれば面白かったのに。

鉄道にとって重要な「変電所」が押さえてありますね。
戦前ですからね、飛行場とか無線塔、塩田はまだあったでしょうね。
を、中山競馬場もすでにあったんだ。

帝釈天、八幡神社、法華経寺、船橋大神宮、浅間神社、千葉神社。
当時の観光拠点を押さえながら走ってますね。

でも、瀧不動もちょっと狙いつつ、本命はやはり、成田不動尊、というわけですね。

何本かやり過ごしていますが、
ヘッドマーク車両がなかなか来ないので、記念乗車券のほうも眺めてみる。

1920年10月に着工して、21年7月には開業。
現在では考えられないほど工事期間が短いですね。

海沿いのなんにもないところに単線を通すだけだったでしょうからね。

新千葉駅は当時から新千葉だったんだ。

そっか、新千葉から先の高架化っていうイベントもあったんですね。
物心ついたときには高架でした。
国鉄千葉駅前もあったし。

対して、船橋ー大神宮下間はすごい時間をかけてようやくようやく出来上がった印象が強いです。

・・・などと感慨に耽りながらヘッドマーク車両を待ちましたが、まったく来ません。

2時間ほど待って、最初に見た編成が再度折り返してきた来たのを確認し、これは船橋ー千葉間以外も走っているに違いない、ということに気づいたので、疲れてきたし、退散、仕切りなおすことにしました。

翌日、鉄ちゃんに聞いてみると、ちゃんと特別車両のダイヤを調べる方法があるんですね~。

ワタクシ、ヲタまでいかない気が向いた時しか近場しか参加しないプチ鉄レベルなもので。
知りませんでした。

 

2021年7月26日

こんどはヘッドマーク車両が来る時間を携えて、リベンジ参戦。

京成船橋駅のいま。
青いラインが洗練された雰囲気を醸し出しています。

いつのまにか歩道がだいぶ拡張されましたね。

今回は、駅の向こうにあるスペシャルなダイソーギガ船橋店に立ち寄り、時間調整しました。
そして前回同様、ホームに上がります。

来た来た。予定通りです。

船橋ー千葉間 開業100周年記念ヘッドマーク付き車両の登場です。

3021。京成臼井行き普通電車。

成田線にまで行ってしまうんじゃ、千葉線で待っててもなかなか出会えないはずですわ。

京成船橋からヘッドマーク付き車両に乗って、京成津田沼まで。

このヘッドマーク付き車両は12月31日まで運行されます。

新京成に乗り換えて、帰ります。

 

きたならぱぱ:

View Comments (5)

  • きたならパパ様、御無沙汰しております。厳しい寒さが続いてますが、御元気でしょうか? 京成船橋駅の写真のUP、有難う御座いました。あまりの変貌に、言葉も出ませんでした。高校時代、船橋駅が下車駅でした。当時の京成船橋駅は、地平ホームでした。開かずの踏切も在りました。竿で、道路を遮断する方式で無く、黄色と黒色に塗装された板を数枚吊るした針金を上下させ、交通を遮断した方式でした。駅前は、4〜5階のビルディングが、建ち並んでいました。1979年頃でした。写真を拝見しましたが、高層ビルが林立するオフィス街に、発展しました。東京近郊ですら、衰退する自治体が有るのに、発展した船橋を見る事が出来、私は嬉しい!!! 現在も、素晴らしい記事を書いて下さったきたならパパ様、本当に有難う御座いました。長文、失礼しました。

    • 元新京成沿線住民さん、こんにちは。
      京成船橋駅周辺は京成電鉄の高架化とあわせて18年前に再開発が一段落しました。
      バス通りの鉄線の開かずの踏切をはじめ、大神宮下までの踏切はすべてなくなりました。
      それでもいまでも船橋大神宮から本町の交差点まではよく渋滞します。

      そういえば、西武百貨店とロフトが閉店して、そこも再開発されます。
      当初はタワマンができる(またかよ)という話でしたが、2棟のオフィスビルに計画が変わったとのこと。
      そのほうが街の発展にはよさそうです。
      低層階は商業施設になるらしいので、駅前に新たな賑わいができるといいですね。
      昔の、きったなかったけど活気に溢れていた南口のように。

  • そういえば、きたならパパさん。

    ちょっと関係のない話だけれども、

    高根公団駅・北習志野駅・薬園台駅にあった様な

    薬園台駅だけ水洗じゃなく、穴の開いた 

    谷間だけ の大便器 小便器とかまではないだけど、

    そういうタイル張りの男女共用や和式トイレが

    忽然と消えましたね。

    千葉線や京成線(海神駅が昔汲み取り式でしたよね)

    のトイレも2010年前後から綺麗になっている 駅ビル着工

    薬園台駅の改築 2001
    東葉高速線 1995(トイレ改装も2010年代にしてたり駅名票も変更だ

    総武快速線 馬喰町駅 駅名票(国鉄地下型?)

    と青いダクトスペースも1995年以降消されてしまい

    なんと言うか 追憶が・・・。

    100年も経過をしていないのにね。

    自分 40年生きて来て まだ生まれていない 70年代以前の事も色々と調べては

    懐かしいやら カッコいいやら 感じちゃうわけよ。

    • 時代の流れでしょうか。
      日本から「悪臭を放つトイレ」がなくなりつつありますね。
      都内ではウォシュレットがついている公衆トイレも出現しています。もはや駅のトイレでは当たり前になりつつありますよね。
      ウォシュレットまではないにしても、おしゃれで清潔感溢れるトイレは着々と増えてきています。
      どう考えてもそのほうが気持ちいい。
      みんなで清潔に保ちましょう。

  • >時代の流れでしょうか。
    日本から「悪臭を放つトイレ」がなくなりつつありますね。

    2010年前後はウォシュレット絶対に完備。

    汲み取り もっての他 和式ももっての他。

    てところ?

    タイル張りのって無い。女性ピンク 男性水色。

    で、汲み取りか水洗か。和式が鎮座です。

    2020年 コロナの関係上 金一杯出して無理遣りウオッシュレット化(ルール)

    になる でほぼ無いになった。

    2010年には昔のトイレ・今時のトイレで半々でしたが。

    数として。見たところ。

    >都内ではウォシュレットがついている公衆トイレも出現しています。もはや駅のトイレでは当たり前になりつつありますよね。
    ウォシュレットまではないにしても、おしゃれで清潔感溢れるトイレは着々と増えてきています。

    2010年前後からそうなった。2015年にはほぼ今の形

    海神駅の汲み取り

    に 後 昔の西銀座駐車場の御手洗い 松屋銀座のコンフォート・ステーション(バブル時代 まだウォシュレットにはなっていないかな。和式 洋式互いに。)

    後 古い病院の和式トイレタイル張りとか ちょっと昔の公園のぼっとん

    古い田舎の駅のぼっとん   千葉の房総の路線のものとか

    2010年以前には まだまだ 現役でした。

    忘れない事にシツコイが薬園台の本当に谷間と穴だけで 高根木戸 北習志野の

    男女共用!!

    >どう考えてもそのほうが気持ちいい。
    みんなで清潔に保ちましょう。

    そうです!その通りですね!

    昔は技術が無かったから (とは言っても海外はまだただ洋式なだけで

    ウォシュレットなんて繊細な機能なんてない。)

    和式だけしかないのも有り、

    タイルと壁で芳香剤や石鹸で清潔に。

    男子トイレは ハイタンクで一斉洗浄 

    床を洗う(ごしごしと)湿式洗浄で ちょっと不潔で

    和式だからぼっとんも水洗(ぼっとんの後釜)も関係なく

    嫌な掃除で嫌われる掃除ワースト1 ・ 2 学校でもそうだった。

    1990年代・2000年代にもまだまだそういう感じの悪臭のくさいトイレ

    が残ってて。

    子どもの頃 トイレ大嫌いでした。

    では、失礼します。