実はしばらく前から気づいてはいたのですが、川を覗いていると、ときどきサーッ!と流れていくものがあったんです。
魚っぽいなぁ、とは思っていました。
2022年に入り暖かくなってきた昨今、いつもの犬のおさんぽも徐々に足を伸ばすようになってきました。
木戸川の少し下流に進むと鎌田橋があり、付近が親水エリアになっていて、土手から階段で川辺まで下りられるようになっていますが、先日、ついに魚が何尾か川底に張り付いているのを発見しました。
スマホで写真に収めようと思ったんですが、川って水面の反射が強いのでうまく撮影できないんですよね。
そこで日を改めて撮影にチャレンジすることにしました。
そして今日。
こんどはα7SにPLフィルターを装着して、出撃。
前回と同じ場所に向かいます。
すると、
前回とは比べ物にならない数の魚たちに遭遇!
魚群といっていいレベルです。
いやぁ、いつの間にこんなに増えたんだい。
よかったね~ > 木戸川
とか言いながら撮影したのがこれです。
ついでに動画にも収めました。
全画面表示でFull HD 1080Pの設定でご覧いただくと、下流のほうにミサイルのようにかっ飛んでいくのが3尾(0:30)、上流へもしゅーんって泳いでいくのが4尾(0:58)ほど確認できるかと思います。
みんな元気よさそうです。
最近温かくなってきて、さらに春休みになって、たくさんの子どもたちが網持って川に入っている姿を見ると、やっと現れた魚を捕り過ぎないで欲しいなー、なんて思ってましたが、これだけの数と元気の良さがあれば心配無用ですね。
子供たちにはいい自然とのふれあいの場になっていると思います。
木戸川の環境が改善されてきた証ですね。
めでたし。
と、これでお話は終わるはずだったのですが。
魚の群れの近くに亀がいるのも見つけたんです。
しかもつがいっぽいです。
例のカミツキガメか!と思いましたが、ちょっと違うのか?
そんなに巨大でもないし。
目の後ろが赤いです。
調べてみると、「ミシシッピーアカミミガメ」のようです。
やっぱりカミツキガメとは違うのかな。
でも、さらに調べると「大きくなると結構凶暴で噛まれるととても痛い思いをします。」とありました。
木戸川のカミツキガメはこれかも知れません。
そうでなくても外来種で、水草を食べてしまったり日本の亀の天敵だったりするようですので、やはり駆除してもらったほうがよさそうです。
だいぶ色あせてしまっていますが、「環境政策課」に連絡すればよさそうです。
ん~、この写真とは迫力が違う亀だけどなぁ。
しかもつがいっぽくて仲良くしてるみたいだったから、ちょっとかわいそうだけど、でも外来種だもんね。
捨てた人がいちばん悪いよね。
2022.3.28 追記:
環境政策課の方とお話しましたところ、アカミミガメについてはカミツキガメほどの危険性はないことや、どの川にももはやありふれた形で存在していることから、駆除の対象にはなっていないとのことでした。
あのつがいたち、セーフ。(^^;
川に入る近所の子どもたちに、見つけてもわざわざ触らないように言っておく程度でいいようです。
ま、子どもたちもあのカミツキガメの看板は見てるでしょうからね。
自分だってガキの頃には「マムシ注意」の看板を見て、噛まれた場合の危険性について知識を持った上で坪井の森に入ってましたから。そこから先、自然に分け入る際のリスクについては「自己責任」です。
リスクを負いたくないなら行かなければいい。
でもそれで君の人生は楽しいのかい、って話です。