あなたは何市で電車を待つ? 習志野市|船橋市
JR津田沼駅のホームにちょっと変わった床貼りプレートがお目見えしました。
かねてより津田沼駅は船橋市と習志野市の市境をまたいで建設されている駅として有名でしたが、その特徴を前面に出したユーモアセンス溢れるプレートです。
これは総武快速線の1-2番ホームのものです。
なんとなく境界線が歪んでいますが、まさかほんとうに市境も歪んでいるのでしょうか?
忠実に再現しているんだとしたらすごいですよね。
1枚目の写真を見ると、貼りなおした跡が確認できます。
もしや測量したら間違っていたので、貼りなおした?
・・・貼りなおしてたら曲がっちゃった、が正解のような気がします。^^;
そしてこちらは3-4番線ホームのもの。
足あとと市名だけのシンプルなものとなっています。
あ、こちらはまっすぐに貼ってありますね。^^;
船橋市の文字が早くもかすれてきていますが、船橋市側で電車を待つ人のほうが多いのだろうか?
人口比で考えれば当然そうなりますけど。
でも靴跡は習志野市のほうが痛んでますね。
駅の利用者動向を想像すると、8割~9割くらいが新京成からの乗換客だと予想されるので、船橋市民率もそのくらいになりそうな気がしますが、果たして。
5‐6番線ホームには貼ってないようですが、これから貼るのでしょうか。
あ、5‐6番線ホームは全部習志野市ってどこかで読んだ気がする。
Googleマ~ァッップ!
おー!
5‐6番線ホームは記憶のとおり、すべて習志野市だ。
だがしかーし!
1-2番線ホームは市境の位置が違うんでないかい?
3-4番線ホームだってもっと東船橋駅寄りかも。
いや、このとおり貼ったらつまんなくね?
あんまりホームのはずれの目立たないところに貼っても。ね。
1-2番線なんか、たぶん階段の下あたりにひっそりと貼られることになるし。
もしかして階段の途中かも。いやいや、エスカレーターの途中かも。
市境が動いちゃうんじゃ、夜も眠れなくなるよ。
えと、税収はどちらの市に?とか。
ばかばなしは置いといて。
エンターテインメントなんですから、実態に忠実でなくたって、通勤、時として痛勤する人々の癒しになるほうが何倍も素敵なことなので、斜めにややテキトーに貼ってあるくらいでいいと思います。
ということで、津田沼駅のスタッフに、拍手~!
PS:
大船駅も市境にある駅として名を馳せていますが、どうなんでしょ。
総武横須賀線で乗り換えなしで行けますし。
あちらは駅の下を流れる川で市境が明確にわかるから、いまさら線はいらない、かな。
PS2:
津田沼駅ができた明治の頃をちょっと想像してみました。
汽車、ですよね。たぶん3両か4両編成くらいの。
いまみたいに15両編成なんていう長い列車じゃないので、当然ホームも短い。
発足当初は全部習志野市側に収まっていたんでしょうね。
加えて快速線ホームは昭和40年代に入ってからのモノだし、増設するにあたり駅を北に拡張しているので、元の南側だけなら習志野市側に収まっていたと考えられます。
快速線の新設とともに市境を超えて船橋市側にもホームが伸びてきた、という歴史になると思います。
PS3:
夏休み企画
JR津田沼駅 市境を探すフォトラリー
というイベントが開催されています。
前原商店会主催、船橋市郷土資料館協賛、ということでなんか楽しそうです。
まだ1週間くらいありますね。
ジュースやコーヒー、キーホルダーがもらえたりするみたいですよ。
君も、津田沼マスターの称号を手に入れろ!
PS4:
昭和63年の北口駅前の案内図の写真が出てきました。
そうだ、駅南側は谷津だった。
市境は、駅を斜めに横切ったあと、西側に20メートルほど線路に沿ってから離れていきます。
その先も一瞬線路を超えたりして、谷津7丁目はなかなかに複雑です。
さらに後には一部が奏の森に変わったりして、南口はよくわからん。
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googleでは昔のバス転回場兼乗り場は見事に市境が避けてますね。
サンポーがまだ健在のころにあった転回場。
国土地理院の地図を見るとこんな直角に市境を書き直した跡が無いのでgoogleが間違っているとしか思えませんが。
帰ってきた元船橋市民さん、こんにちは。
あー。そうですね!
確かに地理院地図だと斜めです。
Googleマップが勝手に変えてますね。
おそらく建物の住所ベースで区切ったんでしょう。
ってことはホームに引いた線はわりと正しそうですね。
まぁちょっと歪んでるのはご愛嬌ってことで。
船橋市にすると、実際の自分の住所が全て引っ越し先の千葉県は船橋だったのだと思うので、
「船橋市」で待ちたくなりました~。
だって薬園台だって海神だって、船橋だからさ。