我が家の軒先に 〜ツバメの巣〜

※青い枠の画像をクリックすると拡大表示できます。
※緑の枠の画像をクリックすると RealMedia 形式の動画を見ることができます。再生には RealPlayer が必要です。

GET free RealPlayer


ツバメがやって来た。
1998年7月、我が家のベランダの下にツバメがやってきて巣を作り始めました。ちょうどその下が車庫になっているためたちまち車は糞だらけ。
どうしたものかと思いましたが、ツバメが来る家はいい家だと言いますし、子供たちの教育上もいいと思い、そのまま見守ることにしました。

動画(352x240, 45Kbps)

 
巣作り開始。
98/07/06
はじめのうちは飛んできてはベランダの下ぎりぎりの壁に糞を貼り付けているような感じでした。あとで調べてみると糞ではなく、泥を運んできているんですね。(^^;)

静止画(640×480)

動画(160x120, 34Kbps)

98/07/07
つがいで来ているようです。ちょっと疲れたのか、サッシの上で一休み。

静止画(640x480)

98/07/08
この日は熱心に作り続け、ずいぶん形ができてきました。

静止画(640x480)

動画(160x120, 45Kbps)

静止画(640x480)

動画(352x240, 45Kbps)

98/07/09
巣はおおむね出来上がったようです。

静止画(640x480)

98/07/26
仲間のツバメたち6〜8羽といっしょに、巣の完成を祝うかのように飛び回っていました。

動画(176x144, 45Kbps)

が、その後はあんまり来なくなってしまいました。もっといい場所でも見つけたのだろうか・・・(/_;)
それまではただ眺めていただけでしたが、いなくなると気になってしまいツバメについて調べてみることにしました。
 

ツバメの種類
ツバメは渡り鳥で、暖かいところに移動して営巣する。このため日本では夏鳥として知られている。
ツバメといっても種類がいくつかあり、「ツバメ」と「イワツバメ」が有名だが、ツバメ科としては日本では5種類のが生息している。よく調べてみるともうちょっと種類があることがわかった。

うちに来たのはポピュラーな「ツバメ」だ。


ツバメ科

ツバメ:

体長17cm。ツバメの仲間では最もポピュラーな種類。黒い背中と白い腹、赤い喉が特徴。長い尾を広げると白い斑点が見えます。3月下旬から4月上旬頃に日本に渡って来ます。人家に巣を作るのは、安全なことと、餌になる虫が多いため。電柱の高さ程度までの低空を巧みに飛び回り、虫をとらえて餌にします。巣の材料には泥と枯れ草を使います。巣は壁の天井から5cmほど下に「お椀型」のものを作るか、建物の梁などの上に「深皿型」のものを作ります。どちらの場合も上が大きく開いているので、雛の姿がよく見えます。

イワツバメ :

体長14cm。ツバメより尾が短く、また燕尾ではなく三角で白いことでツバメとは簡単に見分けられる。比較的きれいな河川や湖沼に飛んでいる、腰の白いツバメ。高山や海岸の岩壁に巣を作るが、現在では大きな建物や橋げたに巣を作ることの方が多い。「お椀型」の巣を天井に接して作る。他のツバメ類よりも集団で巣を作る性質が強いため、複数の巣が隣接していることが多い。

コシアカツバメ :

体長18.5cm。ツバメよりも一回り大きい。腰のあたりがオレンジ色で、胸にははっきりした黒い縦すじがある。マンションなどのやや大きな民家に営巣する。天井に、「トックリ」を縦に半分に割ったような巣を作ります。

リュウキュウツバメ :

体長13cm。尾は短め。琉球諸島に留鳥として棲む。顔の色や模様はツバメにそっくりですが、腹の白はくすんでいて全体に黒っぽく見えます。おもに人家や橋げたなどにツバメと同じような形の巣を作りますが、ツバメと違って自然の崖や洞窟などにも巣を作ることがあります。また古巣の上に新しい巣を積み上げていき、高さが40cmほどになることもあるようです。

ショウドウツバメ :

体長13cm。日本では北海道に渡って来て集団繁殖する。他のツバメとは違って泥の崖に穴を掘って巣にする。崖に無数の穴が空いているときは見つかる可能性が高い。一見イワツバメに似ているが、背中が褐色で胸に茶色いT字型の模様があるのがポイント。


アマツバメ科


ヒメアマツバメ:

体長13cm。イワツバメと同じくらいの体長だが翼が細く長い。
巣はコシアカツバメの古巣を利用します。イワツバメの巣を使うこともあり、巣の入り口に羽毛を貼りつけます。
自分で空中を飛びながら羽毛を集め、唾で枯れ草と貼りあわせて巣を作ることもあります。

アマツバメ

鎌のような形をした細長い翼で、羽ばたきと滑翔を交互に繰り返し高速に飛ぶ。空中生活に特化しており、交尾や水浴び睡眠さえも空中で行います。
高山や海岸の岩壁のすき間に巣を作ります。

ハリオアマツバメ

アマツバメ科の中では大型の鳥で、翼は細長く、背中にぼんやり白いところがあり、尾は固めで羽軸の先が針のように突出しているのが特徴です。夏鳥として渡来して北日本で繁殖しており、おもに樹洞の中に巣を作りますが、巣はめったに見つかりません。

つづく

 


年賀状お年玉当選番号
PCの方はクリック!