我が家の軒先に 〜ツバメの巣〜   Part4

やったぁ!! ツバメが戻ってきた!!!\(^o^)/
00/05/05(金)
悲劇からおよそ1年。しかし今年もツバメはやってきてくれました。
何とも表現できない嬉しさです。
先月は家族全員が順番に、38℃以上の熱が3日以上も続く厳しい風邪(インフルエンザ?)にかかり、長女に至っては水も吐くほどで5日も入院してしまいました。
それだけにツバメの再来は、やっと我が家に平和が戻ってきた、という印象を深めてくれているようです。

2000/5/5

ツバメたちはさっそく、壊れた巣の修復に勤しんでいます。
新しく重ねた土は古い土に比べて黒いのですぐわかります。
さて、カラス対策を考えてあげないとなぁ・・・。
 

うーむ、すかさずカラスの驚異が。
00/05/06(土)
と言っているうちにカラスがサッシのところまで飛んできてしまいました。
こりゃまずいっ!!!!、ということで無い頭脳をフル回転させて考えました。
その結果、

・ プラスチック製の植木鉢を加工して巣のカバーを作る。
・ 植木鉢にはなるべく巣に近い形、色合いのものを探す。
・ 加工した鉢を屋外用強力両面テープで外壁に固定する。

ということを思いつき、早速実行に移すことにしました。

鉢と両面テープ

鉢の柄

本当はそんなものを我が家の壁に貼り付けるのには抵抗があったのですが、早くもカラスが嗅ぎつけたことで、もう悲劇は見たくない、思い切るしかないという思いのほうが強く働きました。
また、それによって肝心のツバメが怯えて来なくなるかもしれないという
心配もあるのですが、再度悲劇が起こるぐらいならそれも止むなし、と考えたわけです。

加工した鉢

とりあえず加工は完了しましたが、夜も更けてしまいました。
取り付けは明朝に。はてさてどうなることやら・・・・・
 
取り付け。来るかなぁ??
00/05/07(日)
予定どおり、まだツバメが来ない早朝に加工した植木鉢カバーを取り付けました。

取り付け前

取り付け後

想像以上に派手です。(^o^ゞ
果たしてこんなんでツバメたちは戻ってくるのだろうか・・・・・。
カラス対策としては充分だと思うけど。
 
やっぱり寂しいからやめ。
00/05/08(月)
案の定です。
カラスは来なくなりましたが、ツバメも来なくなりました。
それならそれで仕方ないと思っていたはずなんですが、やっぱり寂しい。それも一瞬たりとも姿を見せないんです。
かなりの恐怖感を与えてしまったのかなぁ、という気もするので、せっかく作ったカバーですが、1日ではずしてしまいました。
 
とりあえず一安心。
00/05/09(火)
怖がらせてからはずしても、もう戻って来ないかも知れないとやきもきしていましたが、嫁さんによるとどうやら戻ってきたようでほっとしました。
しかしまたカラスが来るかも知れないし、別な対策を考えなくては。
 
かくも運命は・・・・・
00/05/12(金)
この日は雨。しかも局地的にだいぶ強く降ったようです。
そのせいか、またも悲劇が起こってしまいました。
そのときは会社にいたので、以下は嫁さん&上の子談。
ツバメが飛んできた、と思ったらほどなくして、「ゴン、パラパラパラ」なる音がしたので、あわてて窓を開け巣を見上げてみると、巣は跡形もなくなっていた、とのこと。

跡形

いや、跡形はあるんですが、確かにすっかりそぎ落とされてしまいました。またカラスか?という考えが頭をよぎりましたが、嫁さんの話によると、音がしてすぐに外を見たがカラスはいなかったこと、ツバメが飛んでるなぁと思ったらすぐに音がしこたと、からして違うでしょう、とのことでした。

推測するに、折からの雨で湿度が上がり巣がふやけて来ていたところへ、雨に濡れたツバメがやってきて、巣の上で羽をばたつかせたために巣が耐えきれなくなったのではないか。

あのカバーがついていたらおちなかったのになぁ、とか卵を産みつける前で良かったなぁなど、いろいろ考えを巡らせてしまいますが、そんなことより、このあとツバメたちはどうするのだろうか、がいちばん気がかりです。
 
 

つづく

・・・・・のだろうか

 


年賀状お年玉当選番号
PCの方はクリック!