取掛西貝塚が国史跡へ

以前にも取掛西貝塚が国史跡になるかも知れないという記事を書いていますが、どうやら船橋市では初となる国の史跡に指定される見通しとなったようです。
新聞各誌が報じています。

飯山満町から米ケ崎町にかけて広がる取掛西貝塚は、東京ドームおよそ1.6個分の広大な台地上に位置し、これまでの調査でおよそ1万年前頃の縄文時代早期前葉の竪穴式住居跡が58軒も確認されています。
さらに同じ場所で6千年前の住居跡も混在して見つかる珍しいケースだとか。

住居の数は関東の貝塚ではトップクラス、加えて全国で最も縄文時代の貝塚が密集している東京湾東岸部では最古の貝塚、とのこと。

今年秋にもその半分程度が国の史跡に指定される見通しだそうです。

詳しいことはわかりませんが、歴史的価値がかなり高い、ということは伝わる内容ではないでしょうか。

台地の南側を走る道路の沿道にはガソリンスタンドや焼き肉屋、マクドナルドが建ち並び、飯山満川が流れていますが、そこは太古の昔には海水が入り込んでくる入江で、縄文人たちが集落を形成し貝や魚、先日目にしたキジや鴨などを食べて暮らしていた、ということですね。

海水は北習志野駅のすぐ西側までずずいと入り込んでいて、現在の高郷小学校がある高台でも土器や住居跡が発見されているわけですから、飯山満・芝山・西習志野エリアは古代から継続して住み心地のいい宅地、ということが言えますね。(^^)

飛ノ台史跡公園博物館では7月11日まで「いよいよ国史跡指定へ 取掛西貝塚ミニ展示」を行っています。
取掛西貝塚から移設された実物の貝層を展示するほか、掘り出されたヤマトシジミなどの貝殻展示、出土した土器をつなぎ合わせて復元した土器展示などを行っています。

また、8月14日には船橋市勤労市民センターホールで「取掛西貝塚を考える〜約1万年前の縄文ワールド第4弾〜」と題した講演会も開催されます。

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